● 第7章 人間性奪回目的の住環境論 ●




O:今、そっちの天気はどうですか?

Y:真夜中だからねー。たぶんこれから霧が出てきそうだね。

O:ここは今、渋谷の9階。窓から見える景色はグレーで。空もビルも灰色。本当にひどいね。
  そちらはもう、住み慣れた我が家って感じ?

Y:うん。もう2年になるからね。庭にはウサギもいるんだよ。

O:ほんと? 可愛いね。リスちゃんもいるんだよね。住めば都かね。そっちも。

Y:そうだね。でも、今日本に住みたいとかは・・・思わないなあ。

O:まあどこに住んでもね、その生活が楽しければ、いい感じなら、それでいいんだもんね。
  日本に住んでて住みにくかったりイライラしてたら、それこそよくないしね。

Y:きっとほら、人間関係にもかなり左右されるでしょ。そこがいいとか、ここが悪いとかは。ニューヨークは
  たくさんいい友達がいるし、それとプラス、やっぱり窓からこうやってウサギが見えて、緑があるっていいなあー。
  それと便利さを引き換えに渋谷に住みたいとは思わないな。だから日本に戻って住まなきゃならないことに
  なっても、田舎に住むよ。青森とか。

O:青森、いいねー。

Y:沖縄とか、長野とか。絶対そうするよ。

O:わたしも、いい空気吸いたくなって、週末には葉山に戻ってる。

Y:うん、でもター坊も元気そうで何よりだね。6月のコンサートでそっち行くからね。いる?

O:いるよ。7月はいないけど。

Y:どこ行くの?

O:タンザニア。

Y:お〜、南極の次はタンザニアかー。長く行くの?

O:2ヶ月弱かな。それまで仕事かたづけて、帰ってきてコンサートやって。

Y:お互い忙しいね。ター坊、タンザニアから帰ってきたら日焼けしてるだろうなー。










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