2002年7月 宮城県立美術館


 入り口の電話ボックス  1/8

 宮城県立美術館は広瀬川に面しており、東北大学や青葉城などがある山の手に立地しています。 ここら辺は天気がいい日に散歩するにはとても気持ちがいい場所。広瀬川に架かる牛越橋・澱み橋・ 仲の瀬橋・大橋・評定河原橋そして霊屋橋、これらを上流から堤防沿いに歩いてみるのもわりと楽しい。 できれば自転車に乗って回るのがオススメ。美術館の庭にはよく手入れされたケヤキなどがあって 落ち着きます。





 正面  2/8

 むかし、ここの近所(川内亀岡)に3年ほど住んでたことがあります。毎日、美術館の前を自転車かバスで 通り過ぎてました。そんなこともあるから余計、この辺りが好きなんだろうな。 晩秋になると隣にある仙台2高の樹木と街路樹が色づいてとてもきれいなんですよ。





 シンボルかも!?  3/8

 敷地に入って最初に目にするのは大きなヘンリー・ムーア作のオブジェ。 なにを意味するのかはわたしには謎ですが、存在感に興味を惹かれると思います。





 純粋階段  4/8

 建物内部は薄暗いため、わたしのデジカメのストロボでは映りませんでした。 ここには仙台ホテルが経営するレストランと喫茶コーナー、そして宝文堂のミニ書店がある。 いずれも地元の老舗のホテルとブックショップ。書店は小さいながら、アート関係のブックは わりと充実していてわたし好みのものばかり。覗くのが楽しみ。 それに店員さんが昔から変わらない点などホッとさせられます。





 ネコのお尻  5/8

 佐藤忠良記念館の横に「アリスの庭」という空間がある。 まあ、ルイス・キャロルの物語をもとにしたちょっとしたお遊びのスポットで、 純粋階段(登って降りるだけの無意味なもの)などがあります。わたしのお気に入りは、とぼけた顔をしたネコのオブジェ。
大きなシッポとキン●マを所持してます。





 水路と柱!?  6/8

 これも作品なんでしょうが、サラサラと流れる水路に白い柱が並んでる風景であります。 こういうのをポストモダンというかな。意味不明な物件。時の流れを表しているんだと思う。





 レストランの屋外テーブル  7/8

仙台人はアートに関してあまり熱心ではない気がする。 だって、本格的な美術館がたったひとつしか存在してないのだから。しかし、街のアクセントとしてブロンズ彫刻を 公園や道路などに配置してるあたりはせめてもの救いかもしれませんがね。





 女性像  8/8

 佐藤忠良さん作の女性像。女優の佐藤オリエさんの父である忠良さんの記念館が ここに併設されています。オーソドックスな作品群は誰にでも理解でき親しみが持てる。

 美術館の裏には池があって鯉が泳ぎ、風によってゆっくり回るオブジェ作品などを観ることができます。 この施設が出来てもう20年近くなるんでしょうが、ほとんど変わらないところがいいですね。 美術館という場所は「アート作品を展示する墓地」である。 という例えを読んだことがありましたが、まさにその通り。墓地と美術館はとても似ています。 こういう静かな場所にたたずんでいると自分に正直になるというか、自分自身と無意識に向き合うような 気がします。非日常空間なんですね。 アーティストという人種は一生かけて本人が納得できるような”墓”を作り続ける運命かも。
そういう人生もわるくないな。