歴史・地理
アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない (Bunshun Paperbacks)
   町山 智浩,文藝春秋
 
アメリカに長期滞在したことがある人なら「ああ、わかる…アメリカの人ってこういうとこあるよね」と苦笑してしまうところが多々あると思う。 それにしてもヒドすぎる、という驚きもあって、共感と驚きのある本だった。 つまり面白かった。 この手の苦笑と驚きは、どこの国にもあることだと思うが(もちろん日本にも)、それを知っておくのはお互いを理解するうえで大事だと思う。 ¥ 1,050


ニューヨークのとけない魔法 (文春文庫)
   岡田 光世,文藝春秋
 
ニューヨーク=大都会、というイメージを 柔らかな感性で覆す、珠玉のエッセイ集。 人には目に見えないオーラのようなものがあって 作者がまとっているそれは、自然に人を惹きつけるようだ。 老若男女が静かに彼女に歩み寄って そしてゆっくりとふれあってまた離れていく。 心が疲れたとき、人間関係に迷ったとき、 気持ちをそっとニュートラルにしてくれるような、 優しさに満ちあふれた日本語と英語の言葉たち。 ベッドの脇に置いて眠ったら、いい夢が見られそうな そんな素敵な一冊です。 ¥ 620


日本鉄道旅行地図帳 5号 東京―全線・全駅・全廃線 (5) (新潮「旅」ムック)
   新潮社
 
東京に在住することもあって 「東京編」で本シリーズを始めて購入したが、 廃線を含む都電路線やトロリーバス路線、 山手線近辺の私鉄の廃駅の位置もわかった。 都営含む地下鉄や国電の延伸の一覧表や 地下鉄駅の高度(深さ)の図もある。 詳しい説明も無く、ただ地図と路線図、 路線一覧表だけの内容ではあるが 昔はどうだったのか、今はどうなっているのかと 色鮮やかな地図を観賞するだけで想像を掻き立てられる。 構想線・夢想線の地図もこりゃあったら便利だなとか、 ここの乗り換えはどう... ¥ 680


坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)
   司馬 遼太郎,文藝春秋
¥ 670



竜馬がゆく〈1〉 (文春文庫)
   司馬 遼太郎,文藝春秋
 
名前は何度も聞いたことあるけれども、読んだことがなかったのでまとめ買いしてみました。 読み物としてとても面白いだけではなく、生き方やものごとの本質の見極め方まで教えてくれる本であると感じました。 この本は歴史小説の名を借りた自己啓発本、ビジネス書であると思います。 もっと早く読めば良かったと後悔しています。 ¥ 660


夜と霧 新版
   ヴィクトール・E・フランクル,池田 香代子,みすず書房
¥ 1,575



竜馬がゆく〈2〉 (文春文庫)
   司馬 遼太郎,文藝春秋
 
坂本竜馬の物語、全8巻の2冊目である 2冊目が描くのは 江戸での残り少ない剣修行の日々から 土佐に戻り、考えた末脱藩するシーンまで 冒頭竜馬は、無二の友である武市半平太と、堅物の中岡慎太郎と酒を飲む 無用な一言で、竜馬と中岡が一発触発の事態となるが 素朴な思いと実直な行動で丸くおさめ 凡人にはとらえることができない 一人の魅力的な男を際立たせる 土佐までの旅は、やっかいな人物を抱えてしまい 追手と対峙したり 憧れの人と出会い、料亭で落ち合ったりする 若さゆえに巻.. ¥ 620


竜馬がゆく〈3〉 (文春文庫)
   司馬 遼太郎,文藝春秋
 
この3巻の幕開けは岩崎弥太郎が飾る。後に三菱帝国を築き上げていく男だ。 が、彼の若い頃は悲惨と言わざるをえない貧困暮らし。それを時代が拾い上げた。 竜馬以外で倒幕後の算盤勘定をしていたのは彼だけではあるまいか・・・ 大名行列を見て「こんな愚劣なことをしていて喜んでいるようでは幕府も潰れるぞ」と直感したのは彼が一番早かったのではないか・・・と本書にある。異質の男だ。 人斬り以蔵を使い暗殺に躍起になる武市とその限界を見つつ勝海舟との出会いでわが道をハッキリと認識す... ¥ 660


坂の上の雲〈2〉 (文春文庫)
   司馬 遼太郎,文藝春秋
 
日清戦争前後のお話。 こういう時代にあって、秋山真之は留学を重ね軍人として着実に成長しています。 一方、学生時代には移り気で何をやっても物にならない正岡子規ですが、 俳句というものに出会い、文人として一気に大成しました。 特に死を意識してからの彼の行動は鬼気迫るものが感じられます。 人間、熱中できるものを見つけた時の力を思い知った気がしました。 ¥ 670


故郷忘じがたく候 (文春文庫)
   司馬 遼太郎,文藝春秋
 
表題作は、著者の持って回った独特の臭気があって嫌い。もっと単刀直入に、歴史的事実に迫れば良いのに、なかばエセー的な書き振りがよくない。「惨殺」「胡桃に酒」は、秀逸で、とくに、「惨殺」は維新直後の動乱の東北が舞台。情報に疎い地域だけに、なんとなく、時流に乗れず、今から見ると頓珍漢なのだが、「中世の秋」ではないが、維新前後を「近代化」の視点から手繰り寄せるように見るのは一面的で、当時は、十分に「江戸時代の秋」だったのだと思う。その動乱期に、長州出身の2番手の人物が孤... ¥ 500